マッチが(残ってい)ないジャズスポット(18)

大阪府
茨木市

JK
大阪の茨木市阪急茨木市駅の近くにJKはある。姉妹店が高槻市に
もあって、同じ名前だ。高槻の方は高槻ジャズストリートという催しが毎年(今年は雨天で中止になったようだが)行われていて、その会場になったりしているのだが、茨木には特に催しが無い。でも下の写真のようにちゃんと高くなったステージがあり、楽器も揃っていて、広い店内だからガンガン音が出せそうだ。下はこの店の案内ページ。
http://bar-navi.suntory.co.jp/shop/0726383914/
モニタースピーカーもちゃんとあるので演奏者もバランスよく聞こえて演奏しやすそうだ。
バーにはアルコール類の種類も沢山あるのだが、私はこんなときジンジャーエールぐらいしか注文しないから、こんなにあっても仕方ないのだ。

(2005年3月) 

吉祥寺

Bonnie & Clyde
吉祥寺で本格オーディオでジャズを聞かせるMegは昔からよく
知られた店で今は夜にライブ演奏も聞かせている。そのMegの経営者で本も一杯出している寺島さんが経営しているリラックス系ジャズ喫茶のうちのひとつがこれ。この細道に同じ寺島さんの「ジョンヘンリーの書斎」や「More」もあるのだ。地下に下りていく階段には違う店の看板もあるが、Bonny&Clydeは真ん中の水色のもので右向きに矢印がある。
店内は4人ずつに区切られて間がちゃんと仕切られているので落ち着く。いろんな形の照明が林立して中は明るいからジャズを聴きコーヒーを飲みながら本を読むにもぴったり。
天井近くにでかいスピーカーがある。この口径の大きいスピーカーでも高い音がそれなりに出ていたかどうか、もう2年も前のことだから憶えていない。
スピーカの横の壁はパイプむき出し、電源設備もむき出しだ。

壁に掛かったアールデコのポスターが良いね。


(2006年10月) 

市川

h.s.trash
市川にh.s.artというジャズスポットがあるというのはネットで調べて知っていた
のだが、あるときビルの立ち退きかなんかで店を閉めることになった。そのうちカムバックするぞということがWebページに宣言されているのを見ていたが、再開したという記事を見つけてこれはそのうち行かねばと思っていたのだった。ビッグサイトでの展示会の後、ちょっと遠回りして市川に到着。ネットで場所を調べてある

から、すぐ見つかった。

上の看板ではh.s.trashとなっているが、左の看板ではh.s.artとあり、扉のポスターではtrashとなっている。h.s.は何の略だろう。元の名前が変わった理由は何だろうと???が飛び交う。

ちょっとピンボケだけど、大スクリーンにジャズのビデオが流れ、その前にはグランドピアノが置いてある。ピアノの下は5センチほど上がったステージになっているようだ。殆ど毎週金曜日と土曜日は演奏があるようで、スケジュールを眺めていたら、元同志社軽音楽部で当時向井茂春と一緒にやっていたピアノの米田正義君が出ているではないか。知り合いでもあるので、ママさんとそんな話をした。

このスペースはアートスペースでもあるようで、なにやら額装した写真だったか、がたくさん掛かっている。
さて店名の謎だが、もともとはtrashという名前だったのが、ジャズの店にしたとき、スペリングを分解してh.s.artにしたと。アナグラムだね。なぜそうしたか聞いたんだけど忘れてしまった。
店を再開したときまたtrashにしようと思ったが、電話番号簿の位置が変わってしまうので、h.s.を付けたままtrashにしたということだ。というわけで3つの看板になったわけだ。

中にアナログレコードがたくさん有って歴史を感じさせる。

ウェブページはこちら http://red.zero.jp/h.s.trash/

(2008年3月) 

立川

Moon River
JR中央線立川に新しいジャズ喫茶ができたと聞いて早速行ってみた。
立川駅南口から5分(立川市錦町2−1−7)。駅前の商店街を東に行き、ミニストップのある角を右に曲がって左側。上の看板のJazzの文字が目に飛び込んでくる。階段を上がって右に入ると、
どーんと手作りスピーカーが置かれている。真ん中のテレビは環境として風景を映しているだけ。スピーカーはアルテックで、エンクロージャーは経営者の友達が作ったものだとのこと。
真空管アンプが、音量は低めだがくっきりとした音を出している。営業開始してから3ヶ月ということで、ときには音が大きすぎるうるさいというお客さんもいるので、お客に合わせて音量を調節しているそうだ。そんな話をしながら私向けに音量を上げてくれた。
ベースがおいてあるが、これからライブもやろうということで楽器をそろえているところだという。次はアップライトピアノを入れる予定で、ベースが置いてある場所に置くらしい。
プリアンプはマッキントッシュ。今日は日本人のジャズ特集ということで、私の知らないCDが掛かるのでつい、ジャケットを見せてもらってお勉強だ。
営業時間は火曜日〜土曜日14時〜23時、日曜日は14時から19時、月曜休。ちゃんと喫茶営業をしてくれているのがうれしい。
左はカウンターの中のCD棚。今後増殖して行ったらどこに置くんだろう。
右のトイレのドアの右においてあるのがライブ用のPAとアンプ。すぐ近くにライブとジャムセッションを毎日やっているHalfToneがあるから、どう差別化するかが鍵ですね。 などということをつい話し込んでしまったのだった。

(2008年8月) 

稲毛

Candy

JR総武線の稲毛駅から歩いて数分の住宅街の真ん中にCandyはある。
1976年開店だというからもう30年以上になるんだ。
入り口のオブジェと照明が洒落た雰囲気を出していていいね。 扉に嵌め込まれたステンドグラスもかっこいい。 右の写真では暗くて色がよくわからないけど。重厚なドアを開けて中に入ると、思った以上に広い空間。
レコードがぎっしりという歴史を感じさせてうれしい光景。
どしっとした音を聞かせるスピーカーはJBLで、音量は大きいがうるさくない。 
ライブ演奏にはグランドピアノがちゃんと控えている。
トイレの中。新聞の切り抜きの上はCandyのWebページのトップページ。

お店のWebサイトはhttp://members.at.infoseek.co.jp/jazz_candy/

(2005年11月) 

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