マッチが(残ってい)ないジャズ喫茶(8)
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吉祥寺に1977年3月に出来た店だというからもう27年にもなる老舗だ。もっとも今の場所に移ったのは1982年なのだそうでそれでももう22年になる。
Webサイトもあり、ここにはこの店の歴史のページがあり冒頭の部分はここから知った情報だ。 (2004年6月) 残念ながら2008年3月に閉店した |
中山 |
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(2003年9月) →2009年1月に閉店 |
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東京江戸川区の都営新宿線瑞江駅にジャズの店があるという情報はJazzNaviというポータルサイトで発見したが、Webサイトはなく住所を頼りに探していったのだった。
駅から5分ほど、住宅街の真ん中の1階は美容室の2階にその店はあった。
今掛かっているこの曲の音源はレコードですけどプチプチいわないでしょ。Bill Evans TrioのJade Visionが掛かったがたしかにレコード特有のホコリ音がしない。 これはね。 フムフム。 昔ダイヤモンドの輸入をしていたことがあって。 エエーそうなんですか。 ダイヤモンドを触ると手の油などがつくので特殊な布で拭くのです。 そうだこれをレコードに使えばと思いついて、高分子の布を作らせました。 これです。 これでレコードをこのように拭くとほらこのとおりホコリが取れるのです。 あまり拭いてないレコードだとここに黒い筋が着くほどです。 いまこの布に霧吹きでかけたのはオゾン水なんです。 ホオー。 オゾンは殺菌力が強いのでこうして拭くとカビなんか一切生えません。 実は下の美容室は女房がやっていてそこで使っていたオゾン水発生装置が故障したんです。 これは百万以上するので、それではと、いろいろ調べました。インターネットでも調べたけど肝心のことは載ってないのです。 ほらこれがオゾン発生チップで、水のポンプも熱帯魚の水槽に使うものだと力がちょっと弱いので工夫しました。 結局材料費だけで10万ぐらいで出来たんです。 ホッホー。 これを売っているわけではないけどいくつか作ってあげたものの修理はしないといけないのでチップを買ってあるんです。一時秋葉原で店頭からこのチップが無くなったことがあってあせりましたが、そのときは洗濯機にオゾン力を使ったものが出たときだったんです。 トイレの手前の棚においてあるのは今までいろいろ作ったオーディオ機材です。 MC型カートリッジ(moving coil)のトランスにノイズが乗るといった人が居ましたが、そんなものはこのように鋳物の入れ物に入れてしまえば大丈夫なのです。 (オ、重い。1辺5cmぐらいのトランスを1辺20cmの鋳物で覆ってあるから10kgぐらいするのだ)。 まあ、いろいろ買ったり作ったりしましたね。 息子が3人いるのですが、それぞれ私のお下がりの装置を使っているから、それはもう凄いもんですよ。ウラヤマシー。 その布を譲ってもらえませんか? いいですよ。ついでにオゾン水も差し上げます。 但しこれはすぐ抜けてしまいますから、せいぜい2、3日しか持ちませんが。 と、初めは1時間ぐらいのつもりが3時間ぐらいもジャズとマスターの話を楽しんだのだった。 まだまだびっくりするような話が飛び出しそうだったから、また今度行きたいものだが、チト遠いのが難点だね。 早速家に帰って試してみたら、これが本当にホコリが取れて快適なので、翌日は久々にレコードばかり聴いていたのだった。 (2004年9月) |
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原宿の南口から表参道を東へ明治通りにぶつかったら渋谷方面に少し行った右側道路沿いにあるこのボロンテールは昼間は喫茶店、夜はジャズバー
→赤坂に移転した。 |
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JR神戸駅から歩いて、そうさなあ5分か、高速神戸駅から1分、湊川神社のすぐ横にこの店はある。
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